サッカーギリシャ代表

2017年9月6日

ブラジルワールドカップのグループリーグC組で日本代表が対戦することになるギリシャ代表。多くの歴史建造物が残る観光地として、またはギリシャ危機と呼ばれる経済・債務危機に瀕していることでも有名ですね。

ところが、サッカーのこととなると謎に包まれた国というのが正直な印象でしょう。そんなサッカーギリシャ代表についてできる限り触れてみましょう。

ギリシャ代表のサッカーユニフォーム

ブラジルワールドカップに向けてNIKE社が開発した2014年のギリシャ代表新ユニフォームは、白をベースに袖口と襟を青にしたシンプルなポロシャツのようなデザインです。ギリシャ代表は伝統的に青をテーマにすることが多く、ホームユニフォームにアクセントとして使われている青はもちろん、アウェイユニフォームは上品な深いブルーでシャツ、パンツ、ソックスまで統一しています。これは、ギリシャ国旗が青と白の2色で構成されているところから来ています。

ポロシャツのようなデザインになると非常にモダンな雰囲気で、サッカーだけでなくテニスやゴルフでも使えそうなおしゃれなユニフォームに仕上がっています。大会屈指の体格を誇るギリシャ代表が揃えて着ると、おしゃれさと迫力が同居した面白い絵になりそうです。日本代表との試合では青と青がかぶるので、どちらかがアウェイユニフォームになるのでしょうが、お互いのユニフォーム同士の戦いも必見です。

ギリシャ代表の特徴とサッカースタイル

ギリシャ代表を表すならば”超守備的”や”堅守”といった表現が適切でしょう。現代サッカーの基礎である”エリアをカバーすること=ゾーンディフェンス”を捨て、マンツーマン気味に守備を行うのが特徴です。

一方でパスセンスに優れた選手やスピードのある選手は少なく、防御に適したフォーメーションと組織力、身体の強さと高さでひたすら守り、相手が前がかりになったらロングボールで一気に得点するのが勝ちパターンです。

ギリシャ代表の監督

フェルナンド=サントス監督

度重なる負傷により若くして選手を引退。指導者の道を志し、ポルトガル3部リーグに所属するクラブの監督に就任すると、クラブを1部に引き上げる活躍を見せました。ポルトガルで最も有名なクラブ、ポルトの監督に抜擢されると数々のタイトルをもたらしました。その後も数々のクラブで好成績を収めた実績を認められ、2010年にギリシャ代表監督に就任しました。

ギリシャ代表の有名選手

ソクラティス=パパスタソプーロス(ボルシア・ドルトムント/ドイツ-ブンデスリーガ)

ギリシャ代表のディフェンスラインを支える、若いながらも経験豊富なディフェンダー。日本ではボルシア・ドルトムント時代の香川真司選手の同僚として知られていますね。サイドバックやボランチもこなせる器用さと安定感のある守備、頑強な肉体とパワーがウリの選手です。アルゼンチン代表との試合で世界一のフォワード、メッシを完全に抑え込んだことで一躍有名になりました。

コンスタンティノス=ミトログル(フラム/イングランド-プレミアリーグ)

ギリシャ代表の絶対的エースとして君臨するフォワード。両足で繰り出す強烈なシュートとコントロール抜群のフリーキック、視野の広さによるアシスト、高さと強さも持った万能型の選手です。ロングボールがミトログル選手に入った時、必ず何かが起こります。テレビでギリシャ代表の試合を見る時は絶対に目が離せません。

ゲオルギオス=サマラス (セルティック/スコットランド-プレミアリーグ)

193cmという恵まれた肉体を持つフォワード。身長を活かした空中戦の強さだけでなくボールキープやパスセンスにも優れ、ゲームを作ることのできる稀有なプレイヤーでもあります。長身、長髪、長いヒゲと、とにかく全てが長いので非常に良く目立ちます。サマラス選手に注目しすぎて他のプレイヤーの動きを見逃さないよう注意してください。

ギリシャ代表の歴史

1994年 アメリカワールドカップ-グループリーグ敗退
1998年 フランスワールドカップ-予選敗退
2004年 UEFA欧州選手権-優勝
2006年 ドイツワールドカップ-予選敗退
2008年 UEFA欧州選手権-グループリーグ敗退
2010年 南アフリカワールドカップ-グループリーグ敗退
2012年 UEFA欧州選手権-ベスト8
2014年 ブラジルワールドカップ-本戦出場決定

ダークホースから表舞台へ

2000年代までは国際舞台では大きな成果を残していなかったギリシャ代表ですが、2004年に突如としてUEFA欧州選手権を制したことで世界から注目されました。その後の活躍が大いに期待されましたが、UEFA欧州選手権以外ではイマイチな結果なのが実情です。それでもディフェンスを主軸に据えた戦略を立てコツコツと国際試合の経験を積み重ね、今回のブラジルワールドカップ本戦への切符を手にしました。

フェルナンド=サントス監督が4年をかけて作り上げた超守備的布陣の安定感は凄まじく監督に就任してから敗戦は4度しかありません。もちろん、守備的なチームなのでやはり得点力は低い上、ロングボールやセットプレーに頼る戦術なので勝ち点を計算し難いという欠点もありますので、ブラジルワールドカップでの活躍は相手チームとの相性や運が重要となってくるでしょう。今後もダークホースとして目の離せないチームの一つです。

次回予告

次回はグループリーグC組の中では最強との呼び声も高い、コロンビア代表です。数々のワールドクラスプレイヤーを擁し、圧倒的な成績で南米予選を駆け抜けた今注目の国を、いち早く紐解いてみましょう。

日本代表 コートジボワール代表

コロンビア代表

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